大学入学共通テストで問われる力

今までのセンター試験から「大学入学共通テスト」に変わることはご存知の方も多いと思います。

2021年1月から始まる大学入学共通テストは、どのような力が問われるのでしょうか?

今までのマーク式の問題だけではなく、まずは国語や数学で記述式の問題が出題されることがよくあげられています。
確かに記述式の問題が出題されることで難しくなるでしょう。

ただ、国語や数学もふくめ、他の科目でも出題傾向が変わります。

大学入学共通テストの試行調査が11月におこなわれ、全国の約18万人の高校生が参加しました。

これから結果などが公表されて、結果をもとに実際の大学入学共通テストが検討されていきますが、試行調査を受けた高校生からはこのような感想もありました。

「今の学校の授業では大学入学共通テストの問題は解けない」

高校の先生たちも、大学入学共通テストへの対応を考えていく必要があると言っています。

下記の大学入試センターのHPより、平成29年度試行調査の問題や解答、正答率、問題のねらいが確認できます。

ためしに見てみてください。

平成29年度試行調査の問題などはこちらから

どの科目も問題文が長く、図や表などを読み取って考える問題が多いです。

マーク式の問題でも、知識をただ覚えているかを問うのではなく、
知識をどのように使って問題を考えていくか、思考力や判断力を問う問題となっています。

今のセンター試験よりも大学入学共通テストは難しく、成績が二極化することも心配されています。

また大学入学共通テストの影響で、高校入試の出題傾向も変化することも予想されます。

今までも千葉県の公立高校入試の社会は、表やグラフを読み取って解く問題が出題されています。
知識を覚えていなくても正しく読み取ることができれば正解できます。
ただ、そのような問題に慣れていないと時間がかかってしまったり、解けない子もいます。

国語だけではなく、他の科目でも読解力が基礎となってくるような気がします。

大学入学共通テストに変更となる、今の中学3年生はもちろんですが
これから高校受験をする子たちも上記のことを意識して勉強に取り組んでいってほしいと思います。

学校での授業だけではなく、塾での授業も対応できるように考えていきます。

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