「途中式を書くことや途中の計算を消さない」習慣

ご覧いただきありがとうございます。
学習習慣スクールの鎌田です。

勉強をするにあたって大事な習慣の一つとして
「途中式を書くことや途中の計算を消さない」習慣があります。

当たり前になっている子にとっては当たり前だと思いますが
最初は誰かに教えてもらわないと気づけません。

それに周りの人も子どものノートを確認しないと気づけません。

後になればなるほど、この習慣を身につけるのに時間がかかります。

ぜひ、お子さんが小さいころから早い段階で
確認してあげてほしいことの一つです。

しかも、この習慣を意識して勉強することで
計算問題でのケアレスミスを防ぐことにもつながります。

先ほども書きましたが
そもそも途中式を普段から書いていなかったり

途中の計算(筆算)などを書いていても、答えがでると
消してしまう子がいます。

特に答えに自信がなかったりすると
間違いを見られたくない意識があるのだと思います。

しかし

教えている側としては、答えだけ書かれていると
不正解だったときにどの段階で間違えてしまったのかがわかりません。

考え方はあっているのに、
途中の計算で間違えているかもしれませんし

問題の考え方自体が間違っているかもしれません。

途中式や途中の計算が書いてあれば
見てチェックをすればすぐに確認ができます。

書いていなければ、もう一度書いてもらわないといけません。

間違えてもいいんだ、という意識を小さいころから持たせること

途中式や途中の計算を書くことを、まずは徹底してください。

お子さんが一人で勉強をするときにも、途中式が書いてあれば
丸つけや間違えてしまったときの確認が短時間でできます。

解き方の解説が詳しい答えであれば、答えと自分で書いた途中式を
見比べればすぐにどこで間違えてしまったかわかります。

最初に、途中式や途中の計算を書く習慣があると
計算問題のケアレスミスが減らせると書きました。

最後にその方法をお伝えします。

それは、途中式を書いて計算を進めていくときに
一つ前の計算を簡単に確認することです。

特に途中式が複雑で長くなるときに有効です。

途中の計算で計算ミスをしていれば、
そのまま最後まで続けて計算しても当然ですが間違っています。

最後の答えがでた後に見直しをするよりも効率が良くなります。

自分のケアレスミスの傾向を知っていれば
よく間違えてしまう計算のパターンがでたときは
計算の途中でも必ず見直しをしてください。

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