ご覧いただきありがとうございます。
学習習慣スクールの鎌田です。
今まで子どもたちの勉強する姿を見てきて気づいた
勉強を取り組むときの大事な考え方をお伝えします。
同じ時間だけ勉強をしたとしても
勉強を取り組むときの考え方が違うだけで
結果にも大きく差がでてきます。
勉強を取り組むときの考え方が、自然と正しく
できているお子さんもいますが
私も子どものころはそうだったように
多くの子どもが勉強を取り組むときの考え方が
勉強に対して悪い影響をあたえてしまっています。
その勉強をするときに悪い影響になっている考え方とは
間違えること = 悪いこと
と、思ってしまっていることです。
子どものころ、このような経験はありませんでしたか?
・学校のテストの点数が悪くて親に怒られた
・授業で発表した内容が間違っていて、笑われた
・勉強を教わって、間違えると注意された
小さいころからのこのような経験が積み重なり
子どもたちの多くが
勉強で間違えることは悪いことだと思っています。
そして、間違えることを恐れて慎重になりすぎたり
自信がないときには
ただ「わからない」と答えるようになります。
特に、気にしてしまうお子さんは
間違えることで、どんどんと自信をなくしてしまいます。
赤ちゃんだったころを思い出してみてください。
何か新しいことを覚えようとすれば
間違えることは当たり前です。
そのような赤ちゃんを見て、間違えたり失敗したときに
怒る両親はいませんよね。
赤ちゃんも間違えたり失敗したことを
悪いことだとは思っていません。
だからこそ、何回も何回もチャレンジして
ハイハイできるようになったり歩けるようになるのです。
しかし、成長して大きくなってくると
間違えたり失敗することが悪いことだと思うようになってしまいます。
勉強も同じです。
ハイハイや歩けるようになる過程と一緒です。
間違えるからこそ、できるようになるのです。
勉強をして間違えるのは悪いことではありません。
間違えた問題をしっかりと理解せずに、
間違えたままにしておくことが悪いのです。
たとえ正解だったとしても、勘で正解できても意味がありません。
わからないことをしっかりと理解して
次に同じような問題が出題されたときに正解できればいいのです。
間違えた数だけ成長できます。
間違えたら、成績が上がるチャンスなので
ラッキーだと思ってもいいくらいです。
だから、子どもたちには
勉強でどんどん間違えてほしいです。
そして間違えたこと、わからないことを悪いと思わずに
素直に言ってほしいです。
塾で教えていても、わからないところを
はっきりと伝えてくれたほうが教えやすいです。
なぜ間違えたかを理解しようとしないときは注意しますが
間違えたこと自体を注意することはありません。
間違えること = 悪いこと
いったんこのような考え方がついてしまうと
なかなか考え方を切り替えられません。
テストが悪かったときに叱るのではなく
できたところを認めてあげて
どのようにすればできなかったところが
できるようになるのか、
考えて対策をしていくことが大事です。
間違えてもできるようにすればいいだけ!
このように常にお子さんが思って勉強に取り組めたら
どんどん成長していけます。
勉強はどんどん間違えようと伝えてあげてください。