近隣の中学校では定期テストが終わりました。
1年生は中学校に入学して初めてのテスト、2年生と3年生は新学年になってから初めてのテストと、それぞれテストへのドキドキなど不安もあったと思います。
今回は定期テストが終わってからするべきことをお伝えします。
各学年で共通のこと、異なることがあるのでぜひご確認ください。
まず各学年で共通のことはテストの振り返りをすることです。
テストの点数に対しての振り返りも大事ですが、テスト勉強についての振り返りや教科ごとのテスト出題傾向なども分析をしてください。
2年生と3年生は、前の学年から先生が変わった教科については特に先生のテスト出題傾向を確認することが次回のテストで点数を上げるために必要なことです。
ワークからの出題が多いのか、プリントからの出題が多いのか、教科書本文からの出題が多いのか、応用問題(実力問題)が多いのか、このような傾向がわかれば次回のテスト勉強で力を入れるべき勉強がわかります。
1年生は初めてのテストですので今回のテストでの出題傾向の分析をして次回にどこまで修正できるかが大事になります。
出題傾向の分析以外にも自分の目標点に対して十分にテスト勉強ができていたかも振り返りをしてください。
次に各学年で異なることについてです。
1年生は先ほども書きましたが中学校での初めてのテストでしたので、小学校とのテストの違いに戸惑った子もいたと思います。
まだ部活と勉強の両立に慣れていない子もいるでしょう。
部活との両立に体が慣れてくれば十分なテスト勉強ができるかどうか考えてみて、テスト勉強をいつぐらいから始めれば間に合いそうかも今のうちに振り返りをしておきましょう。
今後は学習内容が難しくなり、授業進度も速くなってきます。
毎日の勉強をしっかりと理解することがテスト勉強にもつながっていきます。
これから夏休みに入るまでの勉強を理解して、夏休みにも復習や可能ならば予習にも取り組んでみてください。
2年生は1年生のときに中学校での1年間の流れは経験しているので、テスト勉強も普段の勉強も1年生のときより向上できているかも振り返りをしてほしいと思います。
中だるみしやすい学年でもあるので、受験や志望校について少しずつ考えていくなどメリハリをつけるきっかけをつくっていくとよいです。
3年生は内申点に関わる次回以降の定期テストも大事ですが、受験に向けての勉強も本格的に考えていく時期になってきます。
これからの夏休みはまとまった勉強時間がとれますが、志望校合格に向けてどんな勉強が自分には必要なのかを考えて優先順位をつけて勉強する必要があります。
前期・後期が一本化して2年目の公立入試であり、去年は新型コロナの影響で入試範囲が削減された教科もありました。
今後、過去問題集を購入して解く場合は、去年は削減されていた範囲も出題されることも忘れずに勉強してください。
去年の公立高校入試の削減内容について確認したい場合は下記をご覧ください。
夏休みに入るまでは学校の勉強内容を優先して、余裕がある場合は受験に向けての勉強も並行して進められるとよいです。
夏休みは受験に向けての勉強を中心におこないながら、3年生の予習にも取り組めると内申点対策もバッチリです。
入試での目標点数を明確にするためにも志望校も考えていきましょう。
定期テストが終わってからするべきこととして、各学年で共通のこと、異なることについて今回の内容を参考に確認してみてください。