英語検定が変更されます

ご覧いただきありがとうございます。
学習習慣スクールの鎌田です。

高校受験の内申点としても加点される検定試験には
英語検定、数学検定、漢字検定があります。

そのうちの英語検定で2016年度から変更される点があります。

全級に共通の変更点として、合否判定の方法が変わります。

今までは試験の点数で合否判定されていましたが
2016年の6月からの英検では「CSEスコア」というもので
技能別にスコア化して合否判定をおこないます。

英検3級はCSEスコアの満点が1650で
合格スコアが1099となっています。

今までの点数からCSEスコアの変更に慣れるまで
少し戸惑いそうですね。

高校受験での内申点が加点される場合、
英検は3級合格が基準になっていることがほとんどです。

ただ、英検3級の試験は一次試験、二次試験とも
出題形式の変更点はありません。

英語に力をいれている高校の場合は
英検準2級が内申点加算の基準になっていることもありますので
志望校が決まっている場合は確認をしてください。

そのため、高校受験の内申点の対策のために
英検の受験を考えている中学生にとっては
今回の変更はあまり影響がないと思います。

高校受験の内申点の加算だけではなく

英語の実力をつけるためや大学受験に向けて
英検を受験していこうと考えている場合は
今回の変更点をしっかりと確認しておいた方がいいです。

一次試験の筆記では
準2級、2級、準1級、1級で変更があります。

2級では英作文が加わるので難易度が上がります。

準1級、1級でも英作文の出題形式が変わり、
より長い文章を書く力が求められます。

準2級の変更点は、2級にそろえるための調整で
問題数が減ったり、選択肢が変わったりします。

一次試験のリスニングは全級で変更ありません。

二次試験の面接も全級で変更ありません。

また、4級と5級でスピーキングのテストが導入されますが
合否には影響しません。

スピーキングのテスト単独での合否判定となります。

変更点がある級を受験する予定でしたら
内容の確認をしてくださいね。

日本英語検定協会のホームページでは
動画も使い、わかりやすく変更点の説明がされています。

詳しくはこちらをご覧ください。
   ↓
日本英語検定協会

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>